ごあいさつ
みんなで作る地域包括ケアシステム
2025年には国民の4分の1が75歳以上となる超高齢化社会が出現、社会保障費が増大し、現役世代の負担が重くなると考えられます。特に地方では人口減少の影響も加わってこの傾向がより一層激しくなり、医療資源の不足も加わり、高齢者の介護が大きな問題になります。
これを解決する手段として「住まい」「医療」「介護」「生活支援・予防」をトータルでサポートする地域包括ケアシステムが構築されました。
その一環として医療の面から住民生活を支える目的で各地域の医師会に設けられたのが「在宅医療推進センター」です。村上市岩船郡医師会では平成28年3月に開設されました。
「在宅医療推進センター」の役割は、介護士、リハビリ、薬剤師、栄養士、医療相談員などの職種毎に作業部会を作り問題点を話し合う場を提供すること、介護医療に関わる多職種が連携できる場を提供すること、各種講演会を開催して専門職や地域住民に介護医療に関わる多職種が連携できる場を提供すること、また多職種連携のツールとしてのICT事業を普及発展させることが主な仕事です。
ICT事業は新発田北蒲原医師会と協力して「ときネット」を導入し普及を図っており、実際に運用している各施設では職種間の情報共有に役立っています。
今回この「在宅医療推進センター」の事業を紹介し、 多くの皆様に地域包括ケアシステムの輪に参加していただきたく、 このホームページを開設することになりました。
地域住民の方々にはフレッシュで役立つ医療介護情報を提供いたしますので、講演会の案内がありましたらふるってご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。